その10 AIと衝突判定

今章は「AI と 衝突判定」です



「AI」は敵の思考ルーチン
プレイヤーをいかに困らせる行動を取るかのプログラミング

「衝突判定」は敵と自分が当たったかどうかの判定
それを数式化していきたいと思います




衝突判定

敵と自分、
もしくは壁と自分

近年では
当たっているかどうかの判断を
自動でやってくれるプログラムライブラリ等が存在します



例えばUnity(3Dゲームエンジン)などでは
簡単なスクリプト(簡易言語)を使用するだけで
自動で衝突の判定をしてくれます





ですが、そのライブラリ自体に不具合があった場合、
デバッグ(ゲーム上の問題解決)は出来ず
「Unityが悪い」と言うしか手段がありません


遊んでる側としては
いやいや、壁にめり込んだまま抜け出せないとか
ゲーム作った人のせいじゃないの?

と感じてしまうでしょう





壁にめり込む、裏世界に行ってしまう
などはゲームエンジン使用ゲームあるあるです


それらも、
衝突判定の基礎を知っていれば
解決方法も見つかるのではないか、と思います





それでは、「衝突判定」の基礎
その計算式やプログラミングについて
解説していきたいと思います

まず、コンピュータは
描いた絵の「どこからどこに衝突判定があるのか」
を判断できません


当然と言えば当然
ここからここまでが「物体」と判断できるのは
描いた本人のみだからです



さて、
ではどうやって
コンピュータに上の画像の
ここからここまでが「はむはむ♪という物体」ですよと
判断させていけば良いのでしょう


続く・・・