その6 Windowsプログラミング

ゲームプログラミングの仕組み、基礎は
前章まで学んで理解できたと思って問題ありません



この章からはいよいよ
見た目をゲームにすることもできる
Windowsプログラミング
について学んでいきましょう





まだC++言語について微妙なんだけど・・


と思った方大丈夫です
プログラミングは
数こなして覚えるのが一番手っ取り早いのです

また、
手を出してみないと分からないことも多いです




if else
forループ
論理演算子(== != && ||
#includeで使える関数
変数の型
計算式




これだけで挑んでも
ある程度なんとかなります




なんねーよ!!


と思った方は、
Windowsプログラミングが理解できている方だと思いますが


制作者も初めは上記程度しか理解せずに
Windowsプログラミングに飛び込みました







さて、
「Windows アプリケーション」
って何だろう?


簡単に言うと
Windowを持ったアプリです


これは、はるか昔に作った
「壁ラッテ」というアプリなのですが

Windowにドロップした画像を壁紙にしたり
壁紙を時間で変更したりするものです




こちらは「自力本願寺」


今でいうタスクマネージャのようなものです

怪しいソフトを強制的に表示状態にして
ウイルスなんかを引きずり出すこともできます





Windowでは、
「ボタンが押された」
「画像がドロップされた」

それ以外にも
「マウスでクリックされた」

などの信号を管理できるので
アクションに応じて色々な命令をプログラムで組むことが可能です






よく見るWindow上で動く
ゲーム「マイ・スイートリトル・ヤツフサ」
です



この頃はCGについての知識が無く
「ペイント」で絵を描いていました





余談ですが、
Windowsアクセサリである「ペイント」
本当に優れたCGソフトです




プログラムでは
画像の中の「どこが絵なのか」を判断できません


なのでゲームを作成する際は
「ペイント」を使って
絵ではない部分をプログラムで認識させるため
「白」「黒」でくり抜くドット作業が必要になります



それ以外にも「ペイント」は優れた機能が多いです






 Windows API 



Windowsプログラミングでは
プログラミング言語以外に覚えなければならないものがあります


それはWindows API(Application Programming Interface)」
という
インターフェースです





はぁ?なにそのいかにもめんどくさそうなの・・
C言語だけじゃ無理なの・・?



さっき
「これだけ理解してれば大丈夫」的な事言ってたのに・・




プログラミング言語のみでは
実はアプリケーションは作れません
ざっくりと伝えると、


「便利な関数が増えるよ!」


Windows APIを使った事の無い方は
下手に検索とかしない方がいいです

かなり頭がこんがらがると思います




Windows APIは強力な味方だと思ってもらって構いません

そもそもこれがないとWindowに命令は出せません

Windowに指示出しできるもの
と理解して頂いてもよいかなと思います






Windowsプログラミングの概要はここまでです

次章では、実際にwindowを作り
プログラミングをやってみましょう!