その13 TCP/IPについて


映画やアニメなどで
魔法を使うようにハッキングをするキャラクターの姿を見て
影響を受けた方もいるのではないでしょうか?




真実をお伝えすると
映画のような事は不可能に近く
インターネット上での匿名性は、ほとんどありません



インターネットに接続した時点で
全ての人はプロバイダーから『IP』という
インターネット使用者の現住所のようなものを付与されます

そして、
あらゆる手段を使ってIPをフェイクしたとしても
そのIPはいずれ特定されます





たとえばプロキシという疑似サーバ
もしくは赤の他人のパソコンに成りすましたとしても
最後に接続があったIP

途中に接続があったIP

と、徐々に追っていけば
国家単位のエージェントの手にかかれば
特定が可能です



悪事は決して格好よくないです
生半可なハッキング能力、
そうでなくても時間をかければいずれ足が付くので憧れは捨てて
TCP/IPとは何なのかをまず知りましょう






202.122.111.23のような
4つに区切られた数字を見た方は多いのではないでしょうか?


前半の2つの数値、
例えで言えば202.122はインターネットに接続した人のプロバイダを表しています




残りの2つの数値は、
そのプロバイダが持っている上で、
各インターネット利用者に振り分けるための番号で
インターネット利用者住所のようなものです





なぜ1ゲーム・アプリ制作者が
こんな事知っているの?

私はハッカー出身です
恐らくまだ私の作ったハッキングソフトはどこかに点在しているでしょう

随分過去の話ですが
ハッカー=「建設的な人」
クラッカー=「悪事を働く人」
と明確に区別されていました

映画やアニメで見る悪い人は
正確にはハッカーではなく『クラッカー』です







オンラインゲームを作る上で
ハッカー(クラッカー)からの防御は必須となります

ということは、
ハッカーの攻撃手段を知らなければ
防御も不可能
だから過去にハッカーとして活動していました




事実、制作者の作ったオンラインサーバはほぼ毎日、
各国からの攻撃を受けています







えでもさ、
標的になって喘いでるサイト多々あるじゃん


それは、DDosという
ガトリング砲のような攻撃を受けているからです

DDosとは簡単に言うと
多数のPCを乗っ取り、同時期に一気に1サイトに攻撃を仕掛ける方法のことです






攻撃とかはいいとして
じゃあどう攻撃に備えればいいの?
という疑問にお答えしたいと思います






まず、普通にパソコンを使っているだけなら
何も心配いりません
何故なら、パソコンを起動するごとに
IPはプロバイダから住所として渡されるからです



パソコンを起動するたび
または一定時間ごとに自身のIPは変わるようになっています







えじゃあ、個人が攻撃される可能性は無いの?

はい、ほぼ無いです

「ほぼ」と書いたのは
プロバイダの方も対策をとっていて
利用者のIPを一定時間おきに変えているからです









そかー、じゃあ安心だ

ただし、コンピュータウイルスは別物です
常に利用者の現在のIPをハッカーに送るように仕込むこともできます



ウイルスやだ、どうしたら防げるの?

何も見ない、何もダウンロードしなければOKです



いや無理でしょ

そうですよね
信頼できるサイトからのアプリのダウンロードかの確認は必要です

ここまでネタバラししているので
当然mpj2021.comは間違いなく安全です
その為にソフトを作るたびにMicrosoftDiffenderⓇに
ウイルスチェック&アップロードの許可を得ています






ウイルスチェックの期間が長すぎてムカつきますが
毎回その手間は経ていますので安心してソフトを楽しんでください


それでは、また次の更新をお楽しみに!